Haleiwaは、スウェーデンのストックホルムで活動するミュージシャン/マルチ・インストゥルメンタリスト、Mikko Singhによるソロプロジェクト。現在まで本名のMikko Singh名義でセルフリリースのアルバム3枚をデジタル配信、そのうち2枚をフリーで提供し、多くのポストロック/エレクトロニカリスナーを中心に話題を呼んでいる。
Haleiwaの4thアルバムにあたる今作「Pura Vida Dude」は、サーフミュージックの代表的アーティストJack Johnsonの切り開いたアコースティックで乾いたサウンド要素を、多彩な楽器と独自の
センスで味付けし、ひとつひとつの音を丁寧に吟味して織り上げた、色彩豊かな一枚のタペストリーのようである。今までのスウェディッシュ・ミュージックの概念を覆し、その裾野の広さを改めて感じさせる彼の音楽に、誰もが驚嘆せずにはいられないだろう。
彼は、2010年に同じくFriend of MineからデビューアルバムをリリースしたインストゥルメンタルバンドWill Gambola Singのギターリストとしても活動しており、このアルバムにも同バンドのドラマーJohn Roger Olssonがサポートメンバーとして参加をしている。しかしながら、Haleiwaの作品とバンドのそれとは全く異なる世界観で構築されていて、アーティストでありナチュラリストであるMikko Singhの本来の魅力は、このソロ作品にこそ集約されているのかもしれない。