Friend of Mine Records
 
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The Player PianoThePlayerPiano
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The Player Pianoは、2004年、アメリカのユタ州ソルトレイクシティという鉱産資源が豊富で、昨今IT産業の誘致に積極的な、冬季オリンピックで有名になった寒い街で、人知れず活動していた。当時ポストロック好事家にもあまり認知されてなかったSunset Alliance Recordsからリリースされたアルバムは1stプレス1000枚のみで、日本には極少量しか流通していなかった。勿論直ぐに入手困難になった。その音は血眼で捜す好事家はもとより、運よく手に入れた者、偶然聴いた者たちの心を捉え、皆の一番欲しいアルバム、一番好きなバンドとして口にされ続け、今風に言えば都市伝説とさえなったのだ。その唯一の存在証明たるCDが、なんと未発表曲2曲プラスされ、数年の時を経て日本発売される事実を奇跡と呼んでも過言ではない。

肝心の音は、レーベルサイドでは Tristeza、Peleを近似した音の引合いに出し、American Football、 Christie Front Drive、Boy's Lifeのファンへお薦めと記載されているが、個人的に一番近いのはエモシーンで神格化されているmineralのラストアルバム「EndSerenading」だと思う。一般的にポストロックは過度のエフェクトやエレクトロニカとの契合、ポストプロダクションで切り刻んだ無味乾燥した機械的なロックと思っている方々も多いと思うが、The Player Pianoの音にはポストロックの通俗性を 払拭するエモーションが満ち溢れている。そんな所も90年代エモの至宝たる「EndSerenading」に通じている。

活動期間も短く、作品の流通も少なかった彼等なのだが、後のシーンに直接的にも間接的にも少なからずの影響を残したのは驚愕に値する。その証拠に、輸入盤屋等で蒼い美麗アルペジオを有したポストロック〜エモ作品に「The Player Pianoみたいな」というのがセールストー クになっているのを目にする。その様なバンドの音を聴く度にThe Player Pianoが巻いた歯車がシーンの中で静かにかつ確実に動いていることを実感する。The Player Pianoの音には、昨今のヴィジュアルやコンセプト重視の見栄張り使い捨てロックなどには到底持ち得ない、使い込んだアンティークピアノの飴色に変わった木目の美しい風合いのような優しく温かい安心感がある。日々の過酷な生活で蓄積した負の感情の乳酸で疲労し、前に歩けなくなって立ち竦む人々に立ち上がることを諭し、背中を押してくれる追い風のような荒々しい力強さもあるのだ。この指針に満ち満ちた音に後押しされながら、軌跡を残す為にまた一歩足を踏み出し前に進むこと、それもまた奇跡の一環なんだと伝えたい気持ちで一杯だ。
MEMBERS
Kevin Mosher
Guitar
David Wrathall
Guitar
Michael McCaleb
Bass, Occaional Voice
Jeremy Rice
Drums
Rob Bird
Keyboards
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